魚介類のタンパク質はアミノ酸スコアも良い傾向

脂肪のみで考えると圧倒的に肉類は良くない風になってしまいますが、肉類はたんぱく質でもアミノ酸スコアが高くバランスが良いのが特徴です。

 

またビタミンB群も豊富なため、調理方法を工夫したりうまくバランスよく食べていきましょう。DHAやEPAなど良質な脂肪とタンパク質が多い魚類に対して貝類は、遊離アミノ酸として知られているタウリンや鉄分、カルシウムなどミネラル分が豊富なのが知られています。

 

魚類で体の元を作る栄養を補えるのに対して貝類は体を円滑にサポートできる成分が豊富です。

 

貝類でも貝の種類によって保有している栄養素に違いがありますが、シジミを代表としたアサリやハマグリ、ホタテ貝など鉄分も多くタウリンが多いです。

 

タウリンというとパッと思い浮かばない名称ですが、リポビタンDやエスカップなどに配合されている成分です。貝類に多く含まれていてホタテでは１日のタウリン推奨量を１枚でまかなえてしまいます。

 

全体的に貝類ではタウリンの配合量多いわけですが、タウリンには高血圧など改善のほか血圧を正常に保つ作用やコレステロールでも血管壁にこびり付かないようにしてくれるような栄養成分です。

 

健康を気にしている方には頼もしい栄養素です。

 

肉類と比較して旬な時期がありますが、貝類は基本的に鉄分、カルシウムがシジミやアサリなど基本的に豊富です。旬な食材をうまく活用してみてください。